踵の痛み

  • ぶつけてもいないのに踵が腫れて痛い
  • 起床時、最初の一歩目が最も痛く、歩くうちに徐々に痛みが軽減する。
  • 踵を押さえると痛い
  • 歩くととにかく踵が痛い
  • 激しい運動の後、必ず痛くなる。

踵の痛みにはどんな疾患があるの? 清須市 いけむら接骨院

そもそも踵(かかと)が痛くなる疾患は何があるのでしょう。まず患者さんの訴えで一番多いのが足底腱(筋)膜炎です。特に土踏まずと、かかとの間に痛みが出現することが多く、起床時の一歩目が痛いのが特徴的です。レントゲンを撮影すると痛みのある部分に骨棘(骨のトゲ)が形成されている場合がありますが、痛みの直接的原因ではありません。次に多いのが10歳前後の男子に多いシーバー病(踵骨骨端炎)です。踵(かかと)の骨には骨端軟骨と言われる骨が成長する部分が存在します。陸上やサッカーなどのスポーツで長時間の走行をやりすぎることにより、この成長軟骨の部分に炎症が起こり痛みが出現することあります。いわゆる成長痛の一種です。痛みが強いと脚を引きずりながら来院される子もいる程です。アキレス腱滑液包炎はアキレス腱踵骨付着部の痛みで、急性では踵の腫脹と発赤・圧痛を認めることが多いです。滑液包とは液体で満たされた平らな袋で、アキレス腱の前後方向に存在し、主に皮膚、筋肉、腱、靭帯と骨が擦れる部分で衝撃を吸収し、摩擦を軽減する役目を持っています。この袋が運動を繰り返す事によって摩擦で炎症を起こし、痛みが出現することがほとんどです。

いけむら接骨院での施術は何をしますか? 清須市 いけむら接骨院

清須市いけむら接骨院では、まず整形外科的検査を行い、踵の痛みの鑑別診断をしっかり行うことによって病因を特定します。またエコー(超音波画像診断装置)を使い、組織(骨、筋肉、靭帯など)の損傷を確認し、より正確な診断を行う事により、患者さんに合った施術方法を提案させていただきます。

清須市いけむら接骨院での施術は、足底筋膜炎・踵骨骨端炎・アキレス腱滑液包炎などの足部周囲の痛みの場合、靴のチェックからさせて頂く事があります。これらの痛みは靴に問題があることが多いからです。日本人は昔から大きいサイズの靴を履く習慣があり、靴の中で足が動く事により重心荷重が不安定になり、正常運動から逸脱した関節運動が起こる為、その結果、足底腱膜や踵骨・アキレス腱に負担がかかり、痛みの原因となることがあります。当院ではまず、靴と足のフィッテイング(足のサイズを採寸します)と靴の構造を確認します。次に歩行姿勢を評価して、原因となっている問題点をご説明させて頂きます。そして施術においては痛みのあるの筋・組織だけではなく、足部に影響を与える膝関節や股関節、足関節に対してインソール療法を行うことによって、正常な歩行を取り戻し、痛みの原因となっている根本を改善していきます。また明らかに身体の使い方、動きが痛みの問題になっている場合は、当院コンディショニングがお薦めです。

 

医師と連携しながらの施術だから安心ヽ(´▽`)/ 清須市 いけむら接骨院

また痛みが強い患者さんに対しては、当院と連携してる清須市の整形外科へ御紹介(ここがしっかりできていない清須市の接骨院がほとんどです)し、投薬(痛み止め)や注射(痛み止め・ステロイド)で痛みをコントロールしながら、リハビリは当院で行うことも可能で、患者さんへ提案しております。強い痛みがある状態を我慢して、リハビリを継続開始するのは患者さんにとっては最良ではないからです。

代表 柔道整復師 池村三行
執筆者

代表 柔道整復師 池村三行

治療家歴 36年