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人の背骨首から下へ順に頸椎（７個）、胸椎（１２個）、腰椎（５個）の計２４個の骨で構成されています。生理的に背骨は衝撃を和らげる為にまっすぐではなく緩やかなS字状のカーブを描いています。

生理的に頸椎と腰椎は前弯、胸椎は後弯しています。反り腰の場合この腰椎のカーブが強くなり骨盤が前に倒れている状態になっています。そのためお腹の筋肉が緩みポッコリお腹になったり、腰が常に反っているため腰の筋肉が硬くなり腰痛の原因になります。

 

 

筋力の低下

姿勢を保つための筋肉である背中の筋肉、モモの筋肉が弱くなったり硬くなったりすると骨盤が前に倒れてしまい反り腰になります。

体重の変化

体重が増えたり、妊娠してお腹が以前より前に出てしまう事で腰が反ってしまいます。体重が増えてしまった方は運動をして体重を減らしましょう。妊娠で腰が反っている方は産後にお腹の緩んだ筋肉を鍛えたり、開いた骨盤をしっかり締めてあげましょう。

ヒールの高い靴をよく履く方

ハイヒールなどヒールの高い靴を履くと代償の動きとして、バランスを取ろうと腰が反ってしまいます。反り腰が気になる方は運動靴を履いたり、ヒールの低い靴にインソールを入れる事で改善が見られます。

反り腰を改善する為には、「緩んだお腹の筋肉を鍛える」「開いた骨盤、ズレた骨盤を締める」「靴の見直し」が必要です。

当院では患者様に合ったメニューを提案させて頂いてます。

コンディショニング

お腹周りや脚の筋肉のバランスが悪い、身体の柔軟性が低い方にはコンディショニングがおすすめです。

自重のトレーニングを行ったりストレッチ中心にメニューを組む事で反り腰の原因を改善していきます。

骨盤矯正、産後骨盤矯正

まず初めに身体に問題がないか整形外科的な検査を行います。

その後身体のズレをチェックし、骨盤を矯正していきます。

原因である骨盤を矯正する事で反り腰を改善します。

骨盤矯正と合わせて軽いトレーニングを行ったり、電気的にお腹周りの筋肉を鍛える事が出来るメニューもあります。

根本的に改善する場合に1番おすすめのメニューとなっています。

インソール療法

インソールを入れる事で、足裏のバランスを整えます。

悪い姿勢の人はバランスを取ろうとするあまり後ろ重心になりがちです。

インソールを入れる事で正しい重心に整える事で反り腰の改善に繋がります。