腱板損傷

  • 肩があげれない
  • 夜中に肩が痛む
  • つり革を掴むのが、困難・痛い
  • 肩に力が入りづらい
  • 肩に違和感がある

その症状は、腱板損傷かもしれません|清須市いけむら接骨院

腱板損傷とは

肩が上がらない、電車のつり革につかめない・痛い、夜中に肩が痛くなるなどの症状は腱板損傷が考えられます。腱板損傷は、肩関節周囲に付着している筋肉が原因で起こります。

肩関節は、上腕骨(二の腕)、肩甲骨鎖骨(首元にある骨)の3つの骨で構成されています。

上腕骨の関節部分(上腕骨頭)は、丸く頭の形をしていて、肩甲骨の関節部分(関節窩)はお皿のようなくぼんだ形をしています。上腕骨頭に対して肩甲骨の関節窩の大きさは3分の1の大きさしかありません。その分ほかの関節と比べると可動域が広いという特徴がありますが、ほかの関節と比べて安定性はありません。そういった理由で脱臼しやすい関節でもあります。肩周りの筋肉、靭帯が関節の安定性を保持させています。上腕骨頭を関節窩に引き寄せる重要な役割がある4つ筋肉を腱板と言います。腱板はインナーマッスルといわれる筋肉の奥深いところに付着しています。肩甲骨の前に付着している肩甲下筋、肩甲骨の後面に棘上筋棘下筋小円筋が付着しています。この4つの筋肉が損傷している状態を腱板損傷といいます。

 

なぜ腱板損傷は起こるのか?|清須市いけむら接骨院

腱板損傷の原因・症状

腱板損傷の原因

腱板損傷の原因で、一番多いのは年齢による腱板の変性です。長年、肩を動かしていると腱板が脆く、傷んできます。仕事や日常生活の中で重いものを持つ機会が多いとより傷みやすいです。なので何もしていなくても自然と腱板が切れていることもあります。次に考えられるのは転んでけがをするなどの外傷です。転んで肩をぶつけて腱板損傷もあれば手をついて転んだ際にも腱板損傷は起こります。電車のつり革を掴んだとき、洗濯物を干すときなど肩を少し動かしただけでも腱板損傷は起こります。重いものを持つ、野球で投球動作を繰り返すなどの使い過ぎでも起こります。

腱板損傷の症状

腱板損傷が起こっていても肩を上げることができる場合もあります。肩周辺の筋肉は多く、腱板損傷が起こっていてもほかの筋肉が補うことで肩が上がることがあります。腱板損傷でも4つすべての筋肉が切れているケースはまれです。肩が動かせない、痛いというのも自分の力では上げれないが、逆の手で支えながらだと上がるということが多いです。何もしてなくても痛くなる(安静時痛)こともあり、特に夜中に痛くなることが多いです。

 

 

腱板損傷に対しての施術、予防|清須市いけむら接骨院

腱板損傷の治療、予防

いけむら接骨院ではまず整形外科的な診察検査をさせていただきます。その上で患者さんに最善の施術をさせていただきます。腱板損傷と鑑別しなければならないのが、四十五十肩す。五十肩・四十肩に特徴的なのが逆の手で支えても肩が動かない(拘縮)ことが特徴です。もう一つ鑑別しなければいけないのが、石灰沈着性腱板炎です。石灰沈着性腱板炎だと特に原因がなく、夜中激痛で寝れず、救急車で運ばれるほどです。これらの疾患の鑑別方法として超音波検査装置を用います。腱板の完全断裂、石灰沈着性腱板炎の所見がみられる場合当院と連携している整形外科へ紹介させていただき、レントゲン・超音波診断装置等で画像診断をします。腱板の部分損傷が考えられる場合肩周囲の筋肉を緩め、痛みが出ない範囲の可動域訓練を行います。全身の歪み・全身の筋肉・筋膜が原因で上腕骨・肩甲骨・鎖骨の位置関係にズレが生じ、肩関節がうまく動いていない場合があります。このような場合だと当院では骨盤矯正をおすすめしています。骨盤を整えることにより全身の歪み、筋肉・筋膜の緊張を取り除くことが出来ます。本来の関節の動きを取り戻すことが出来ます。

このような施術で根本改善・再発予防に取り組んでいます。腱板損傷でお悩みの方はいけむら接骨院へご連絡・ご来院ください。

代表 柔道整復師 池村三行
執筆者

代表 柔道整復師 池村三行

治療家歴 36年