野球肩
- 投球時の肩の痛み
- 肩が上がりにくい、動かしにくい
- 投げた後に肩がだるい、重い
- 肩の奥にうずくような感覚がある
- ボールに力が伝わらなくなる(投球のキレが落ちる)
野球肩とは
投球動作を繰り返す中で、肩のまわりに違和感や痛みを感じる状態を一般的に「野球肩」と呼びます。特に、投手や外野手のように肩を大きく使うポジションでは、日々の負担が肩の構造に影響しやすく、コンディションの変化を感じるケースが多く見られます。
「肩が上がりにくい」「投げた後に重だるさが残る」「可動域が狭くなっている気がする」など、状態は人によってさまざまです。
野球肩の原因
野球肩は、肩まわりの筋肉・腱・関節などに負担が蓄積することで起こりやすくなります。主な要因として、以下のようなものが挙げられます。
投球フォームの乱れや体の使い方のクセ
肩甲骨や背中の可動性の低下
インナーマッスルのバランスの乱れ
オーバーユース(使い過ぎ)による負荷の蓄積
ウォーミングアップやクールダウンの不足
これらが複合的に関係し、筋肉や腱の損傷や炎症があることで肩まわりの動きがスムーズにいかなくなり、痛みや不快感、張りを感じやすくなります。